赤ちゃんのスキンケア
みなさん、こんにちは!助産師のマイです。
昨晩は、変な時間にお昼寝をしてしまったせいか、
夜なかなか眠れず、30分おきに覚醒…
お腹も大きくなって、寝返りもしづらくなってきました。
U字クッションを使用して上体を少し起こしてみたり、
最終的にソファーで眠りました。
なるほどな、と、臨月の妊婦さんたちが寝づらい事実を体感中です。
ここまで来ると、早く産みたいなと思えてきます。
赤ちゃんが産まれてきたら、1日1回、お風呂に入れますね。
今日は赤ちゃんのスキンケアについてお伝えしてみようと思います。
沐浴だけじゃない!?
赤ちゃんが産まれてきたら、
産院によっては翌日から沐浴(もくよく)が始まります(中にはドライテクニックを採用し、すぐ入らない産院もあります)。
沐浴は、昔ながらのやり方として、
ベビーバスにお湯を溜めて、お風呂に入れる方法を教わることがスタンダードで、
地域の子育て教室でも、この方法で学ぶことが多いです。
私も学生時代に学んだのはこの方法でした。
でも最近は、そのスタンダードも変わりつつあります。
なんと、今は、シャワー浴、という方法があります。
この方法に変えてから、1ヶ月健診での赤ちゃんの皮膚トラブルが少なくなってきた印象があります。
また、シャワー浴にすると、赤ちゃんのお風呂の難易度は下がりますので、
経産婦さん(2人目以降を出産した人)は、こぞって、こっちの方が楽!と感動されます。
正直、赤ちゃんの身体がきれいに洗えたら、どんな方法でもOKで、
自宅の環境に合わせて、やり方を選べたらいいのかな、と思っています。
シャワー浴とは
シャワー浴の場合、ベビーバスは使いません。
ですので、お湯も溜めません!
お風呂マットやジョイントマットなどの上に赤ちゃんを寝かせ、
シャワーと泡(せっけん)を使って洗っていきます。
従来の沐浴と違う、いちばんのメリットは、片手で赤ちゃんを支えていなくてもいいというところ。
マットに寝かせた状態で、両手を使って、しっかり泡で洗えるということです。
そして、シャワーでその泡をしっかりすすげるのも良いポイント。
わが家もこの方法を採用して、
夫の帰宅後の役割にしようと思っています(子どもとのスキンシップの機会に)。
この時期、それでは寒いんじゃないの?と言われそうですが、
実は、温浴効果としては、沐浴もシャワー浴も変わらないという研究結果があります。
赤ちゃんのお風呂は、ゆっくり浸かる、というよりも、
お風呂の湯に浸けて洗う!というニュアンスですね。
沐浴の場合も、お湯に浸かっている時間は、5分以内が理想。
あまり長くなると、赤ちゃんも疲れてしまいます。
スキンケアの基本は、洗浄・すすぎ・保湿
沐浴でもシャワー浴でも、大事なポイントは一緒です。
しっかり泡立てた、泡で、皮膚をこすらないように泡を転がして、洗い、
その後はたっぷりのお湯で、せっけん成分を洗い流します。
ココで、すすぎが足りず、せっけん成分が皮膚に残ると、
皮膚トラブルの原因になります。
そして、お風呂上がりは、手早く身体を拭いて、すみやかに保湿開始!
保湿剤はたっぷり塗ります。
大人の指1関節分をとり、その量で、手のひら2枚分の範囲が塗れる、と思ってください。
塗り終わった後、身体にティッシュを貼り付けた時に、
ティッシュがはがれないくらい、ベッタリ塗ってあげます。
また、保湿剤は、季節によって形態を変えるのが良いとされています。
その子の肌に合う保湿剤を選んであげましょう。
わが家は、『保湿ローション(保湿機能) + ワセリン(コーティング機能)』の2段階で行う予定です。
カサカサな皮膚でなければ、ワセリンだけでもいいかもしれません。
また、保湿はお風呂上がりだけじゃなく、
1日2〜3回行うことが良いとされます。
まとめ
赤ちゃんのお肌は、とてもうすくて、デリケート。
そして、皮膚は、外界の雑菌や細菌、ウイルス、アレルギー物質から守ってくれる大切な臓器の1つ。
スキンケアをしっかりすることによって、
赤ちゃんのアトピーやアレルギー予防になる、って知っていましたか?
実は、離乳食を開始する前に、
まずスキンケアから始める必要があるんです。
健やかな、赤ちゃんの皮膚を守るために、
しっかりスキンケアの方法を知って、実施していきたいですね。
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