『赤ちゃんの泣き』との向き合い方
みなさん、こんにちは!ただいま育休中、助産師のマイです。
離乳食(2回食実施中)を食べさせ、ベッタベタになった娘をシャワーで流し、
片づけの間、散々泣かれ、
授乳をして眠りについたタイミングで綴っています。
この『赤ちゃんの泣き』
思った以上に親の体力を使うというか、
心身すり減る思いをしている方も多いのではないでしょうか。
わが家も困ったなぁ💦 な時はあります。
でも、多少泣かれても、そんなにこたえない時もある。
この違いはなんだろう?と思い、
今日はその中身についてお話ししてみようと思います。
困ったなという時と、あまりこたえない時の違い
まず困ったな、と思う時は、
絶対的に私自身に余裕がない時です。
それは心に余裕がない時、体に余裕がない時、その両方のダブルパンチだった時も。
具体的にはこんな時でした。
・体調不良な時でも授乳しなければならず、体がしんどくて、充分に寝れない
・腰痛があって抱っこが辛い
・ゆっくり入浴させてもらえない
わが家は基本的に私が日中の育児をしているので、
せめて夜の入浴の時間だけは1人でゆっくり過ごしたい!!
と、家族に協力をしてもらことにしていました。
しかし、まだ家族が育児に慣れない時期や、どうしてもぐずりに対応できない時、
お風呂場の近くまで子を抱いて、私に早く出てくるようにアピールしてくることがありました。
この時にどうにも怒れてしまったことを覚えています💦
私は、この入浴時間で自分の欲求を満たしバランスをとっていたんだなぁと気づきました。
心のバランスのとり方
私は入浴時間を1人で過ごすことで心のバランスをとっていましたが、
心のバランスのとり方は人によって様々かなと思います。
例えば…
ゆっくり音楽を聴く
ゆっくりコーヒーやハーブティーを飲む
アロマを使う
ゆっくり眠る時間
自分の食べたいものを食べる、などなど
人の数だけあるように思います。
1日の中で、何か自分の好きなことする時間、自分のための時間を確保することは、
産後、休みなく育児を頑張るママの心を守るために、必要なことで、
それは家族の協力をもらってでも、した方がいいことだなぁと感じます。
体を整える、サポート体制を調整する
また、体に余裕がない時も、赤ちゃんの泣きに対応することが辛くなるときです。
私は無理な姿勢をとって、腰を痛めた時に、
泣いているわが子を抱っこしてあやそうにも、腰が痛くて無理だ、できない💦
なんていうことがありました。
これは産後ママに限らず、家族にも同じようにいえます。
こんな時は、我慢せず、頼れるところに頼ること。
産前産後の体を専門にみてくれる人がいたら、その人に痛みを和らげてもらう。
自分じゃなくてもできる赤ちゃんのお世話や家事は、家族に助けてもらう。
1人で我慢する、1人で頑張る、そんなところを無理して誰の得になるでしょう。
どんどん心が荒み、辛くなるばかりで、
泣いている赤ちゃんを前に、余裕を持つなんてなかなか難しいですね。
家族にもあたってしまいそうです。
赤ちゃんのメンタルリープ
あと、事前に知っておきたいこととして、メンタルリープがあります。
赤ちゃんの訳のわからない泣き、ぐずりは、
脳の急成長の時期で、
生後20ヶ月の間に10回やってくるといわれています。
生後2ヶ月のぐずりの時にも、ちょうどメンタルリープと重なる時があり、納得しました。
このメンタルリープは、出産予定日で換算していくのですが
どうあやしても泣き止まない時に、メンタルリープの時期かも!?
と考えると、目の前で泣いている赤ちゃんを少し違った目線で、温かく見守ることができるかもしれません。
そのぐずりの時期を乗り越えた時には、また一つ成長したわが子に会えるかもしれません。
まとめ
『赤ちゃんの泣き』は、親にとって早くなんとか対処しなくちゃ‼︎
と、すごく焦らせ、心身すり減ります。
でも自分に余裕があると、その状況をちょっと俯瞰してみれたりして、
余分に自分をすり減らすことは少なくなります。
そのためには、親自身の心身に余裕があること。
自分の好きなこと、やりたいこと、この時間は自分にとって大切、ということを事前に知っておいて、1日の中にうまく組み込むこと。
このために家族に協力してもらうことは全く悪いことではないと思います。
産後、育児で自分の時間が限られる中で、自分自身を保つために必要なことだと感じます。
心の波風をたてすぎず、育児と(家のことと)自分時間のバランス、うまくとっていけるといいですね。