家族が育児するチャンス、うばっていませんか?

mai

みなさん、こんにちは!助産師のマイです!!

先日、どうしても受講したいセミナーがあったので、

家族に協力してもらって1日外出することにしました。

そこで改めて気づいたことがあったので、綴ってみたいと思います。

娘を夫に任せて気づいたこと

娘は今、離乳食は2回食で、母乳を5〜6回飲んでいます。

家を出る直前に授乳をして、そこから9〜10時間離れることになります。

自分のおっぱいのケアは、適当なタイミングで絞ればいいのですが、

娘がお腹をすかせた時には、離乳食2回分(あいだ4時間あける)とおやつ(赤ちゃん用お煎餅)、お茶やミルクでつなぐ必要があります。

夫にそれができるのか、心配ではありましたが、

受講したい思いが強かった私は、出かける決断をしました。

結果どうだったかというと、

夫は充分に娘のお世話をしてくれていました

離乳食は作り置きしていて、温めて食べさせるだけなのですが、

驚いたことに、夫は娘の好きな材料を使って一品作っていたり

ちゃんと洗い物までしてくれていました。

それだけでなく、娘をみながら、仕事をしたり

娘のお昼寝の隙に自分ごとをしたり、

普通に育児していました。

さすがに疲れていましたが、

その日の娘の様子を誇らしげに、楽しそうに話す夫を見ると、娘と2人、良い時間だったんだろうな、と思わせてくれました。

夫にはできないだろうと思い込んで、任せていなかっただけなのかもしれない、ということに気づきました。

子どもの育児をする機会をうばっていませんか?

思えば、産科で勤務している時に、退院するママに向けてよく言っていた言葉を思い出しました。

パパにも育児をするチャンスを与えてあげてくださいね

数日(入院期間中の分)、ママがお世話に慣れている分、全く慣れていないパパを見てもどかしく思うかも知れないけど、やればできるようになるし、少し見守ってあげてくださいね

人には言えるのに、自分のこととなると忘れていた視点で、

ハッとしました。

特に初めての育児だと、どうしても自分が全てをやりたくて、まわりに任せられなくて、

いつの間にか自分がやらなくちゃ、と自分の首をしめてしまうような状況に陥りやすいです。

その状況が続くといつか苦しくなるタイミングがきて、

周りに当たったり、と拗らせてしまうことがあります。

それが夫婦の話し合いのキッカケになる場合もありますが、

できるだけケンカやトラブルは避けたいですよね。

父親が子どもと触れ合える時間は母親より少ない

これは明らかです。

例外はあるとしても、産後は特に赤ちゃんと母親は一緒にいる時間が多いです。

父親の育休がとれても、やっぱり母親より時間数は短いです。

大きくなってきたら、べったり一緒に過ごすことも減ってくると思うと

父親が濃厚に子どもと過ごせる時間、というのは貴重なのかもしれません

そう思うと、夫が娘と関われるチャンスを奪ってはいけないな、と思いました。

まとめ

今回は私の都合で夫に育児を任せることになり、協力してくれた夫には大感謝でした。

久しぶりに娘と離れて、学ぶ時間は、新鮮で充実した時間でした。

そして、この機会で気づけたことがあったのは、大きな収穫でした。

任せてみると、意外とできるものです。大人ですから(普段から少しずつお世話に関わってもらうことは必要ですが)。

育児の内容は自分と同じクオリティじゃないくてもいいと思うんです。

お父さんなりの育児で。それは子どもにも新鮮で、また別の楽しさがあるんだと思います。

お父さんも経験すると、さらに育児技術は上達します!

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アドバンス助産師/セラピスト
2024年4月のサロンオープンに向けて準備中。 今年2月に出産した娘の育児に奮闘しています。 ここでは妊娠中〜産後の、それ知りたかった!お役立ち情報や、私の妊娠中・産後を発信しています。
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