妊娠中、パートナーとの対話の必要性
みなさん、こんにちは!
心地よいマタニティ・産後ライフを提案します!助産師のマイです。
川崎市宮前区の妊娠中〜産後ママに向けてお役立ち情報を発信中♪
みなさんはパートナーの方と対話していますか?
日頃の何気ないお話はしているでしょうか。
相性も良いし、お互いに分かり合えているから、特別対話なんてしなくても大丈夫!という方もいらっしゃるでしょうか。
でも実は、産後となると、状況は変わってきます。
それはどれだけ相性がいい、分かり合えている、という夫婦であってもです。
家族の中での役割や生活の変化
妊娠〜産後の大きな変化といえば、家族の中に新しく『赤ちゃん』という人員が増えることですね。
赤ちゃんというのは、1人では何もできない、誰かの手を借りないと生きていくことができない、か弱くて、手のかかる存在です。
話すこともできないので、こちらが感じ取って察して、手と目をかけて、心を向けて育てていきます。
それはとても労力がかかります。はじめてだとなおさら。
睡眠時間や自分の時間も削ることも多々。
トイレに行くタイミングや、食事の時間ですら見失うことがあるくらいです。
赤ちゃんがいる生活は、それまでの生活とは一変し、どうしても赤ちゃん優先の生活に様変わりします。
そうなると、家族の中での役割や生活の仕方は変えざるを得ません。
産後でも、これまで通りの生活が送れている人はほとんどいないでしょう。
このように今までの生活が変わり揺らぐ時、どうしてもトラブルは起きやすいものです。
お互いに、幸せな家族の形を目指しているにもかかわらず、です。
家族の再構築をする大切な時期
妊娠中の生活は、人にもよりますが、そこまで大きく変化することはないので、
比較的今まで通りの生活を送れることが多いです。
だから産後も大丈夫でしょう、もしくは産後のイメージが湧かないから何を事前に話しておいたらいいかわからない、わざわざ話すのも面倒だし、と、そのまま出産の日を迎えることは、とてももったいないと思っています。
実は、妊娠中は、家族の再構築をしていく大切な時期、なのです。
妊娠中に、産後の赤ちゃんがいる生活や子育ての考え方などの価値観を、家族で共有し、話し合うことで、家族は同じ方向をむいて進むことができ、子育てミッションを乗り越える一つのチームになれると考えています。
あらためて話し合うことは、少し面倒だったり恥ずかったりするかもしれませんが、
ぜひお互いの子育て観や、どうやって産後の生活を送っていくのか、話し合ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
出産を終え、育児が始まったら、待ったなしの生活が始まります。
初めの2ヶ月は寝不足や疲れ、食事やトイレの時間もままならない時もあるでしょう。
初めての育児の場合、わからないことも多く、不安も多いと思います。
そんな日々を送りながら、話し合いの時間を設けるのはなかなか大変です。
困ってから話し合うのでもいいですが、それを解決するまでには、お互いの感情が乱れる状況になりやすいです。産後は体調的にも精神的に辛い時があるので、そんなときに話し合いとなるとより労力を使いそうですね。
もちろん話し合って、よりよい家族の形を作っていって欲しいところではあります。
だからこそ妊娠中に想定できる産後の準備や価値観の共有は、あらかじめ家族やパートナーとしておきたいものです。
余計なケンカやトラブルはできるだけ防ぎたいですよね!
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