助産師の出産準備・バースプラン
みなさん、こんにちは!助産師のマイです。
妊娠10ヶ月になりました。
普段◯ヶ月、という言い方はあまりしないのですが、
10ヶ月というと、いよいよ感がありますね。
あと1週間で、正期産。もういつ産まれても良い時期になります。
さて、私の出産は何から始まるか、、気になるところです。
先日の助産師外来で、バースプランを聞いてもらいましたが、
今日は、助産師の私の出産準備・バースプランについて、話してみようと思います。
バースプランとは
まず、バースプランとは、直訳で、出産の計画のことです。
自分の思い描く出産にするために、どんなふうに赤ちゃんを迎え、育児を始めたいのか、
家族と話し合い、考えていきます。
その内容を、かかりつけの助産師に共有することで、
助産師はその想いや希望に沿って、出産や育児のお手伝いをしてくれます。
ですので、その内容は人によって様々。
決まりもないし、間違いもない。
一生に何度とない出産の機会ですので、思う存分、自分の希望や要望、やってみたいことなどを書き表してみましょう。
とはいえ、なかなかイメージがつかないことが多いですね。
例えば、どんなことを書いたらいいか、というと…
どんなお産にしたいか?
出産時にやりたいことは?
立ち合いの方に望むことは?
出産時に持ち込みたいもの・グッズは?
どんな環境・雰囲気で産みたいか? などです。
もちろん、出産時の赤ちゃんやママの状態によって、できないこともあると思いますが、
自分の思い描く出産・育児に向けて、妊娠中から取り組み、準備をして、その時を迎えることによって、
その出産はとても思い入れ深いものになり、達成感もひとしおです。
せっかくなら、良い思い出になる出産にしたいですよね。
私のバースプラン
ニーズがあるかわかりませんが、記録として残しておこうと思います。
私の実際のバースプラン、見てみたい方はどうぞ👇
【妊娠中はどのように過ごしたい?】
- できるだけ週1回のピラティスを継続して、産前産後の姿勢変化に伴う腰痛などのトラブルを回避できるようにしたい。
- 無理のない範囲で今まで通り勤務をして、仕事と生活と妊娠生活を両立させたい。そのために体調管理や自分の精神面も整えて過ごしたい。
- しっかり休息をとる。
- 食事をする時間、タンパク質、糖質、野菜のバランスを考えた食事をとる工夫をする。
- 鉄分、葉酸のサプリメントの活用。
- あまりガマンせず食べたいものは食べる。
【陣痛、出産時はどのように過ごしたいか?そのために気をつけたり、準備していることはあるか?】
- できるだけリラックスして過ごしたい(友人にブレンドしてもらったアロマを持参。その時の状態で好きな姿勢で過ごす。リラックスできる音楽を聴く。穏やかな呼吸を意識して過ごしたい。産痛緩和は夫にやってもらう予定が、強まってきたら助産師にお願いしたい)
- タイミングが合えば夫の立ち会い(出産の様子を見てもらい、子の誕生の流れを一緒に見届けてもらいたい。私の仕事についても知ってもらう機会にしたい。その時、夫が望めば臍帯切断も体験して欲しい)
- 私が助産師だからと遠慮せず関わって欲しい(付いてくださる助産師さんが良いと思ったことや判断に任せたい)
- 分娩体位はその時の状況によるが、その時にとりたい体勢を優先したい(可能なら側臥位か四つん這いか蹲踞(そんきょ)の姿勢で産んでみたい)
- 身体の機能を十分に使って産んでみたい(立位や座位、身体を動かして下降を促したり、痛みの緩和をしてみたい。股関節内旋で出口部を広げる、など)
- 胎児心拍に余裕があれば、できるだけ待ちたいが、必要であれば会陰切開してください。
【授乳はどのようにしたいか?】
- GDM(妊娠糖尿病)の疑いがあったので、できれば母乳だが、あまり無理せず混合授乳でもいいと思っている。完全母乳にはこだわらない。
【どんな子育てをしたい?】
- 子育て優先になると思うが、適度に自分のやりたいことも優先して、心地よく過ごせるようにバランスをとりたい。
- 自分で全て行なってしまわず、家族でコミュニケーションをとり、同じ方向をむいて生活していきたい。
※恥ずかしいだろうと思うので、夫の書いたことは載せるのはやめておきますね。
私の出産準備
頭位(赤ちゃんの頭が下向き)なので、今のところ経膣分娩の予定です。
さて、私の出産は何から始まるのか。
陣痛か、破水か、出血か。
私のかかりつけの産院は、陣痛が5分間隔になってから入院なので、
ある程度の時間、自宅で経過をみることになります。
破水したら即入院ですが、
陣痛から始まった場合は、まず夫を職場から呼び寄せて、
お風呂を溜めて湯船につかってみようかな。
ごはんを炊いて、炊き立てのごはんで、おにぎりを作って、食べたいな。
目の前のスーパーに行って、飲み物やゼリー飲料も買って、病院で飲めるようにしよう。
夫には腰部のマッサージ方法や、肛門・会陰の圧迫方法を教えておいて、やってもらおう。
でもどうせ、
『手が痛い』
『もう疲れた』
『専門家じゃないからわからないよ』
とか言うんだろうな。
あまり期待せずに、そばにいてもらおうと思います。
まとめ
どんな始まりになるのか、どんな流れで出産に至るのか、わかりませんが、、
その時の流れに身をゆだねて、【Keep flowing】で、
助産師である自分を忘れて、その時を感じられたらいいな。
あまり、(赤ちゃんが)大きすぎず、小さすぎず、時間もかかりすぎず、産めたらなと思います。
みなさんは、どんな出産をしてみたいですか?
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