妊婦さんのお役立ち情報

入院準備、あるといいもの!

mai

みなさん、こんにちは!助産師のマイです。

先日の妊婦健診のエコーで、お腹の人の、髪の毛がフサフサであることが発覚しました。

私も助産師外来でお腹のエコーをする側でしたが、

髪の毛が羊水にユラユラなびいているシュールな画像を見て、

思わず笑いました。

妊婦さんを楽しませる、お腹のエコー、研究しようと思いました。

さて、出産する日が近づいてきていますが、まだ入院準備が完了していません。

案外、この部分、助産師で知っているからこそ、適当になりやすいのかもしれません…

産休前に、勤務している病院から、内診用手袋や破水チェック用の綿棒、破水しても車を汚さないような大きめのナプキンをこっそり持って帰ってきたらよかったな、、、と後悔していますが、仕方ない。

それは置いておいて、、

今日はこれまで関わってきた産婦さんの様子から、入院準備で、これ必要だ!と思ったものを独自の目線でお伝えしたいと思います。

セラピスト助産師まい
セラピスト助産師まい

入院準備、いつまでにするべき?

ちなみに、妊娠経過が順調な方の場合、

いつ出産しても良い時期は、37週〜となります。

元々お腹が張りやすい人や、切迫早産気味の人の場合は早まる可能性がありますので、

その場合は、かかりつけ医からの個別の注意があるでしょう。

『あなたは、お産が早まる可能性があるから!早めに準備をして、陣痛が来たら早めに連絡してね!』などといわれる可能性があります。

そのような人は、早めに入院準備を終えておきましょう。

そうでない場合は、だいたい37週以降の出産になります。

ですので、入院準備は36週くらいまでには準備しておくと良いと思います。

でも、実は、そんなにきっちり入院準備をしなくても、産院にさえたどり着けば、問題なく出産はできるもの。

案外、産院には必要なものが揃っています。言えば色々出てきます。あります。

快適な入院生活を送りたい人は準備をしましょう、という感じです。

コレあると便利グッズ【入院〜出産まで】

それぞれの産院によって、病院で準備しているものはコチラです!あなたが準備するものはコチラ!などと示されています。

最低限、産院の指示通りに準備していればOKです。

でも、これまで助産師として、入院を受ける側の立場で、産婦さんを見ていて、

なるほどな!と思ったものがあるので、

時期別でご紹介していきます。

まず、【入院〜出産まで】

  • ペットボトルに付けられるストローキャップ(ペットボトルにより適合しないものがあるので事前確認必要、特にサントリー天然水500mlは注意!)
  • 電動の小さい扇風機(出産中、暑くなります。でも生まれてくる赤ちゃんのために部屋を暖めておく必要があるので冷房は使えません。うちわは産院にあることが多いですが、コレがあればあおぎ続けなくて済む)
  • ゼリー飲料やおにぎり(陣痛中に横になりながら、手軽に食べられるものがあるといいです。その日のメニューによって陣痛中に食べにくいものが出る可能性が。糖質・エネルギー不足で陣痛が弱くなることがあるので、食べれるものを食べましょう!)
  • リップクリーム(今はマスクもしているため、前より乾燥しにくいかもしれませんが、口呼吸で唇が乾きやすくなるため、あると良い)

コレあると便利グッズ【出産後の入院中】

次に、【出産後の入院中】にあるといいもの。

  • ポケットWi-Fiなど(産院によってWi-Fi環境がない場合があります。要確認!スマートフォンでテザリングできるようにしておくのも良いと思います)
  • タンプラーや水筒(産院に自動販売機がないケースあり。でもウォーターサーバーやティーパックなどがあるところもあり。こちらも要確認!)
  • おやつ(授乳が始まると、地味にお腹が空きます。夜食が付く産院もあります。総合病院だと売店があるケースが多いですが、個人病院だとないです)
  • 延長コード(入院中の部屋のコンセントが地味に遠くて、充電しながらスマホが使えないことあり。帝王切開後の方も身軽に動けないことがあるため、あると便利)
  • S字フックと小さなバッグ(入院ベッドの柵に引っ掛けて使われている方がいました。産後なかなか身動きが取りにくいときに、小さなバッグを引っ掛けて使いやすいようにしていた)
  • スマホスタンド(コロナ禍で、面会制限のある産院が多いです。テーブルにスマホを置いて、赤ちゃんを抱っこしながら家族とテレビ電話をするときに便利)
  • アイマスク(授乳で度々起こされますが、授乳後に寝付けないときにコレがあると良い!という方がいました。目をじんわり温めると、副交感神経優位となり、眠りやすくなります)
  • 着圧ソックス(産後は足が浮腫みやすいので、産後早々に着用をオススメします。入院時に履いてきた靴が退院時に履けない人も…)

コレあると便利グッズ【退院時】

最後に、【退院時】にあるといいもの。

あるといいもの、というか、忘れないで!というもの。

  • 赤ちゃんの肌着(意外にコレを忘れる人がいます。肌着なしでカバーオールやロンパースだけ着せて帰らなきゃいけない人…)
  • おくるみ(あると抱っこしやすい)
  • ガーゼハンカチ(帰る間際や帰宅中にミルクを吐き出し、ベビー服が汚れる、なんてことも。首の下にガーゼハンカチ1枚あると汚すのを防いでくれて便利)
  • 退院時の着替えの予備(帰るギリギリに着替えたら予備はいらないです。破水などで汚れてなければ入院時に着てきた服で帰ればOK。早々に着替えて、母乳で服が汚れる、なんてことがあります)

まとめ

これまで関わってきた妊婦さんたちの様子を見ていて、なるほどな! あると便利だな!と思ったグッズをご紹介しました。

私も先輩ママさんの知恵を活用して、快適な入院生活送りたいと思います!

また、産院によっては入院中の面会はできないけれど、差し入れを預かってくれるところもあります。

忘れ物をしたら家族に届けてもらってもいいですね。それができるのか、産院に確認してみてもいいと思います。

同じ時期に出産を控えている、妊婦仲間の方々!健闘を祈ります!!

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山田麻衣
山田麻衣
アドバンス助産師/セラピスト
2024年4月にサロンをオープンしました! 2022年2月に出産した娘の育児に奮闘しています。 ブログでは妊娠中〜産後の、それ知りたかった!お役立ち情報や、私の妊娠中・産後を発信しています。
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