授乳中は自分のために栄養補給を
みなさん、こんにちは!助産師のマイです!
さっそくですが、みなさん、授乳はどのように行なっているでしょうか?
私は母乳多めの混合授乳を希望していたのですが、
おもいのほか母乳がよく出たことと、途中から哺乳瓶拒否になったことで、結果、母乳育児をしています。
そのために陥ったトラブルがあったので、今日はそんなお話をしていきます。
母乳育児中の栄養って、どうしたらいいのか知っていますか?
母乳育児をしているのに体重が減らない
授乳中の方に向けて、食事摂取基準には付加量が示されていますね。
エネルギー、タンパク質、鉄分、など
でも正直、その量をどうやって付加して食べていけばいいのかは分かりにくいですよね。
母乳育児って、やっぱりお腹が空きます。
私も、母乳を飲ませているから、少しぐらい余分に食べてもいいよね!
と、夜食におにぎり、おやつにかりんとうを食べていたら
産後しばらく経つのに、体重が全然減らない!ということがありました。
今考えればわかるのですが、
必要量を上回る糖質ばかり摂取していては、体重が落ちるわけないですね。
そこから食事・おやつを見直すことにしました。
母乳育児中の食事
良い母乳を出すために、食べた方がいいもの、ダメなものなど、言い伝えられてきたものもあると思います。
しかし、UNICEF/WHOの「母乳育児支援ガイド」には
『母親がの食品を十分に食べれば、必要な蛋白質、ビタミン、ミネラルがとれます。母親は母乳育児をしているときも、特別な食べ物を食べたり、特定の食べ物を避ける必要はありません』
UNICEF/WHOの「母乳育児支援ガイド」
と書かれています。
もちろん、極端な栄養不良になれば母乳の産生が低下するという報告はありますし、
偏った食事をしていると、栄養不足となる可能性はあります。
そんな食事を継続している場合、体調不良で育児どころではなくなるはず。
自分自身が健康に過ごすための食事を心がけることが大切ということですね。
本当は、主食、主菜、副菜と栄養のバランスを考えた食事を心がけたいですが、
育児をしながら、毎食しっかり料理を頑張るのはしんどいので、
1日の食事で栄養が取れるような意識をしています。
栄養が取れるか、という視点で選んだ、スーパーのお弁当や、冷凍食品、缶詰、焼くだけのお肉・お魚も活用。
たまに近所のカフェの、栄養バランスの良いお弁当を宅配してもらったり。
不足しがちな栄養素は、サプリメントやプロテインを活用するとお手軽です。
まとめ
実は、食事を見直してからは、体調が改善し、
思いがけず体重も減り始めました。
妊娠で13kg体重増加した私ですが、
あと1キロで妊娠前の体重に戻ります。
体重も気になりますが、何よりも、健康な体が大事ですね。
日々の育児は体が資本。
お母さんが元気であってこそです。
ちょっぴり栄養のことも考えつつ、心もよろこぶ美味しいものを食べて、元気に夏を乗り越えましょう!